タイトル通り夏の思い出です。
今夏のファーストイベントで免許合宿にいってきました。8/4~8/23のだいたい2週間、実家を離れてた過ごしてたことになります。
ここまで読むと、いや、免許合宿の思い出とかそんな書くことある?ってなるかと思いますが、合宿先がかなり特殊なんです。
そう、種子島です。
友人と免許合宿に行こうってなったときに、旅行も兼ねてできる限り遠いところに行きたいねってことでこうなりました。(適当)
あと、種子島を選んだ理由がもう一つあって、東京からいくと交通費が3万支給されます。LCCの成田↔鹿児島が往復で大体3万円なので、自己負担分は鹿児島↔種子島のフェリー代金(安くて片道3000円くらい?)だけになるんすよね。学生にやさしい。
8/4
初日です。朝9時成田発。夜型にはいかんせんしんどいスケジュールです。
鹿児島まで1時間半くらいのフライトですが、このくらいならLCCの狭くて硬い席でも余裕ですね。
フェリーを使うので鹿児島本港へ
鹿児島にも当たり前のようにバニラのアドトラック走っててわろた
フェリーで種子島につくと、寮監さん(?)が車で迎えてくれます。寮監さんは合宿生の移動の足としても動いて下さるそうで、「行きたいところがあったらいつでも言ってくださいね」と言われました。
寮から眺める夕日です。もうきれい。
寮も新築っぽくて結構きれいです。
8/6
2日たったので勝手にも慣れてくる。教習所の教官も優しい人しかいないし、運転環境が最高。
▲校舎から見る教習所の写真
上の写真を見てもらえばわかるが、空が青い!広い!遠い!
運転していてホントに気持ちがいい。
1日教習を受けたあとには、教習所で自転車を借りて南の方へ駆けていく。
5分くらい漕ぐと海岸線に沿った道に出る。景色がめちゃめちゃいい。
これは夕日が海に道を作ってる写真。
陽が落ちて少し経つとこんなふうになります。右側の雲の感じとか空がグラデーションになっているところとか、この旅行でもかなり好きな写真。
8/7
普通に教習を受ける。帰ってきてから、連れが「秒速5センチメートルのモデルになった舞台が種子島にあるから、いま見てソッコー聖地巡礼しないか?」という提案がなされます。採用。
▲友人のPCで秒速を見る図
アマプラ最強!w
8/9
チャリで20分ほど南下すると「よきの海水浴場」なる海水浴場があるという情報を手に入れます。教習がはよ終わる日を見計らって自転車をこぎこぎする。
海の色が鮮やか!
でもめっちゃ塩水しょっぱかったです。乾くと皮膚もヒリヒリしてくるのがちょっとしんどかった。あとは流れが結構強かったですね。
いつでもシャワーを浴びれて洗濯もできる寮なので、水着で行って水着で帰ってきて即シャワー浴びて水着をすぐ洗うってムーヴができます。良い。
8/10
ふつうの1日。この日はラ・ラ・ランドを見ようとします。推し映画なので、友人氏がアマプラで映画見放題ということを知った日から「ラ・ラ・ランド見るぞ!いい映画やから!」とオタク特有のゴリ押し布教をした末にGOサインが出ました。
...が、ラ・ラ・ランドはアマプラ会員でもレンタル料金がかかる作品であることが分かります。しゃーなしに、ミュージカル繋がりでこれを。
「雨に唄えば」ですね。想像以上にコメディー色が強くておもろかったです。あとタップダンスがかっこいい。
8/11
入校してから最初の日曜日、ということで、学校主催の観光イベントがありました。学校側がバスを借りて、種子島中の観光スポットを連れまわしてくれます。行ったところをざっと紹介していきます。
まず安納の写真がこちら!
少し内陸側の高い丘から東の海岸線を見ています。みなさんはもちろん安納芋はご存じかと思いますが、その名前の由来となった安納という地名がここです。
続いて千座(ちくら)の岩屋!
安納から種子島の東海岸を南下していく先にあります。みたところ何の変哲もないビーチですが、右写っている岩は潮によって複雑に削られていて、中が洞窟のようになっています。その中に入って撮った写真が以下。
このような景勝地になっています。岩に見られる層構造とか地質学的にも面白そう(無知ですが
このまま東海岸をさらに南下して、南端まで進みます。ここまで行くとみなさんご存じのアレが見えるところに来ます。
そう。ロケット発射場です!!!
画面の中心奥に見えているのが発射場です。かなり近い。
9/11(ちょうど今頃)には打ち上げがあるそうですが、この時はなにもなし...ちょい残念です。
敷地内には国産ロケットに関する展示がなされている博物館もあります。JAXA!
さいごに敷地内の見晴らしのよい建物で写真を撮りました。打ち上げ中継の際などはこの屋上にカメラが置かれるらしいです。
世界一美しいロケット発射場というだけあって、景色がすごい!
この日は帰ってから、(課金して)ラ・ラ・ランドを見ました!
やっぱりラ・ラ・ランドはよいですね。夢追い人の物語。
みなさんもよければ一度見てください。
8/12
「いいミュージカルを2作も見たし、いまはとてつもなくクソ映画が見たい」というぼくのクソ要望に応えて、今夜の上映はテラフォーマーズ(実写)に。
あまりにもおもんなくて、クソ映画を見たいとか言った自分を殴りたくなった。
導入して終わる作品。
8/13
台風10号の接近。オーラを感じる。空も赤いもん。
8/14,15
台風10号のせいで自動車学校はすべて休校に。しかも学校寮は危ないとかで内陸側の民宿に避難させられます。暇すぎて地獄。
下の写真は15日の午後に撮った荒れた海の写真。めっちゃうねっとる。
8/17
このころになると第2段階の学科も終わってきて、かなり暇ができてきます。
暇なので、寮監さんに言って観光スポットを連れまわしてもらうことに。
まずはこちら、ヘゴの自生群落です。
さながらジブリの世界の中かというような景色が広がっています。
お次は北端の岬へ。
けっこう高いです。北といってもどちらかと言うと北東を向いているので、本土は見えません。
そして次が本日のメインスポット!浦田海水浴場です。
行く前に寮監さんから何度も「浦田はきれいですよ~」なんて言われてたけど、本当に圧倒的にキレイ!
湾になっているので波も穏やかで遠浅、海岸すぐの岩場にはたくさんの魚の群れもいます。なにより塩水がしょっばくない!美味しい!けっこういけます(おい)
めっちゃ泳ぎました。
8/18
教習所のにゃんこ。日々の癒し。
8/21
翌日に卒業検定を控えたぼくたちは、残り少ない自由時間を観光に割くことに。
この日は秒速の聖地に連れて行ってもらいます。
以下、秒速5センチメートルを見てないと伝わらない写真たち。見てない人は見ましょうね(圧
澄田さんと貴樹くんがヨーグルッペを買うコンビニ。(モデル:アイショップ石堂大平店)
ふたりが通っている高校。(モデル:種子島中央高校)
スクーターが置いてある場所も外から見えました。
これとは別に旧種子島空港にも赴きました。
そしてこの日の最後には再びJAXA打ち上げセンター敷地内へ。
敷地の隅に軽い丘があって、ここを登ると良い写真が撮れるとのこと。
期待を裏切らぬ絶景!
8/22
卒業検定の日です。直前にものすごいスコール。
安全運転で、無事一発合格しました!
検定を終え、ロビーに戻ってくると履正社が甲子園優勝を果たしてました。
プライバシーの関係で写真は載せられないですが、この日の夜、学校寮の仲間たちが卒業祝いでポテチとかコーラを買ってパーティーしてくれました。寮のヤツらとは大抵仲良くなったし、仲間に恵まれていたと思います。
8/23
いよいよ出発の日...ですが、種子島発のフェリーが午後14:00だったので、限界まで種子島を満喫していきます。
この日の午前は1度行って魅了された浦田海水浴場へ!!
このまえより晴れ間が見えて一層美しく見えます。
しかも朝が早いので誰もいない!プライベートビーチ状態です。
この写真を見てもらうと分かるんですが、波打ち際の透明感が最強です。
8/9のよきの海水浴場の写真を見ていただくと分かるんですけど、あちらは波が強いから砂を巻き上げてしまうんですよね。(写真の波も茶色く濁っています)そのせいで、体中に砂がついて、シャワーを浴びるまで不快な思いをします。
でも、こっちでは波が一切砂を巻き上げないんです。だから波打ち際でもこの透明感。見た目にも心地いいし最高ですよマジで。
しかも湾だから流れも穏やか。遠浅だからけっこう沖まで行ける。岩場には魚がいっぱいいる。と、もういいことずくしです。PERFECT
午前をフルに使って泳いだら、寮でシャワーを浴びてからお別れです。
フェリーに乗って種子島を発ちます
フェリーの上から種子島を望む。
フェリーの横から海を覗いた写真。本当にまんまこの色が見えます。青が濃い!
鹿児島港に到着したフェリーを眺めて。この中から大型車両が何台も出てくるので、フェリーのパワフルさに感心してしまいました。
鹿児島中央までタクシーで、空港までバスで移動したら、あとは飛行機に乗るだけ。
おつかれさまでした!
種子島免許合宿のススメ
ちゅーわけで、めっっっちゃ楽しみました!
これ読んでもらったら分かると思うんですけど、ひと夏の思い出になるのでおススメです、種子島免許合宿。
交通費も(支給される分を加味して)安いし、コンビニは遠いけど徒歩3分に生鮮食品以外なんでも売ってるドラッグストアあるし、自転車タダで借りれるから結構動き回れるし、寮監さんがどこでも連れていってくれるし(ありがとうございます)、星はあり得ないくらいくらい見えるし、ご飯は美味いし、空も海も広くてキレイだし、教官も優しいし、寮は綺麗で快適!
仲のいい友だち誘って2~4人で行きましょう。最高の夏になります。